こんにちは、さいだーです。
こんなお悩みを解決します。
✔本記事の内容・①コンプレッサーで音全体的に広がりを出す
・②EQでピークしている余分な所を削る
・③EQで帯域のバランス調整
・④コンプレッサーで全体を引き締まるように圧縮
・⑤EQで帯域のカットやブーストをする
・⑥EQで帯域のバランス調整
・⑦リミッターで曲全体の最大値を決める
記事を書いている自分は、
youtubeや本なので独学しながら作曲を3年ほどしています。
本記事では「マスタリングのやり方を知りたい」方に向けて、
マスタリングの工程を手順道理に解説します。
この記事を読んでいただければ、
マスタリングのやり方が身について、
スムーズにマスタリングの作業を行えるようになります。
マスタリングの手順を解説
マスタリングのやり方は下記の手順で解説してきます。
①コンプレッサーで音全体的に広がりを出す
②EQでピークしている余分な所を削る
③EQで帯域のバランス調整
④コンプレッサーで全体を引き締まるように圧縮
⑤EQで帯域のカットやブーストをする
⑥EQで帯域のバランス調整
⑦リミッターで曲全体の最大値を決める
ではやっていきましょう。
①コンプレッサーで音全体的に広がりを出す
まず最初にすることは、
コンプレッサーを使って音に広がりを持たせる所からやります。
なぜこれを最初にやるかと言いますと。
コンプレッサーを使ってを音に広がりを持たせると、
変にEQを使った音にならず低域の音の伸びがよくなります。
そして、
「ボーカルがドライな感じだからコンプを使って温かみを出そう」という感じで、
最初に曲全体のイメージに合わせた作業をすることで、
後の作業は音を削ったりなどの整える作業だけになるので作業のイメージ効率的にもいいと思います。
注意
・この作業は必ずしもやる必要はないので好みで考えてください。
・サチュレーションでもこの作業はできます。
次にこんな悩みが出てくると思います。
やり方は簡単で
・Optoタイプ
・TUBEタイプ
2つのタイプのコンプレッサーに曲を通してあげるだけで行えます。
この2つのタイプのコンプレッサーについて詳しく知りたい方は、
下記記事を読んでいただければ解決できます。
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【DTM】コンプレッサーには4種類のタイプが【ミックス、マスタリング】
続きを見る
②EQでピークしている余分な所を削る
”①”の作業をすると、
音に余分なところが出てくるので次にそれをEQで削る作業をします。
ピークの削り方を知りたい方は下記記事から
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EQ/イコライザーの使い方【DTMのミックス、マスタリングで役立つ】
続きを見る
③EQで帯域のバランス調整
EQで余分な所を削ったら次は、
EQで帯域全体のバランス調整をします。
具体的にどうやってバランス調整するのか知りたい方は下記記事から
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マスタリングするときのEQのカット方法を解説
続きを見る
④コンプレッサーで全体を引き締まるように圧縮
次にコンプレッサーで全体を引き締まるように圧縮します。
基本的にここではdBをいじって、
全体的にドラムなどの強調したい所を前に出しながら全体が引き締まるようにします。
コンプレッサーでの圧縮方法を知らない方は下記事から
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【DTM】コンプレッサーの使い方【マスタリング、ミックスで使える】
続きを見る
⑤EQで帯域のカットやブーストをする
コンプで音を圧縮すると音が小さくなるので、
EQで低域、高域で目立たしたい部分のブースト(補強)を行います。
このとき、
マスタリングでは使えませんが、
高域のブーストをする際に1つ意識した方がいいことがあります。
気になる方は別記事で紹介していますので下記に貼っておきます。
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【ミックスする人向け】EQで帯域(高域)を整えるときに意識すること
続きを見る
⑥EQで帯域のバランス調整
EQで帯域のカットやブーストをすると、
音域全体のバランス全体が崩れるのでまたEQで帯域のバランス調整をします。
⑦リミッターで音量の最大値を決める
最後にリミッターをかけて、
音圧を上げながら、~dB以上の音はカットされるように”音量の最大値”を決めます。
リミッターの使い方と、
最大値を何dBにすればいいか知りたい方は下記事から
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【DTMer向け】リミッターとは【使い方やコンプとの違いも解説】
続きを見る
そして、
リミッターでGAINで音量を上げるとき、
と悩みが出てくる可能性があります。
これを解決するのがマキシマイザーというエフェクトです。
マキシマイザーについて詳しく知りたい方は下記事から
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【作曲】マキシマイザー/Maximizerとは【リミッターとの違いは?】
続きを見る