作曲

切ない曲のメロディ、コード進行の作り方【歌詞にもポイントが】

こんにちは、さいだーです。

ユーザー
切ない曲の作り方を知りたい。

こんなお悩みを解説します。

✔本記事の内容

・切ない曲の作り方
・切ないメロディの作り方
・切ないコード進行の作り方
・切ない歌詞を作るときにも1つポイントが
・切ないコード進行4選

 

✔信頼性
記事を書いている自分は、
海外のyoutubeを見ながら独学でfl studioを4年ほど使用。

twitter、youtubeで情報発信もしているので興味がある方はフォローお願いします。

 

✔前置き
本記事では「切ない曲を作成したい」という方に向けて解説してきます。

この記事を読んでいただければ、
切ない曲のメロディ、コード進行の作り方が分かるようになり、
定番の切ないコード進行も説明するので、とても役に立つと思います。

 

 

切ない曲の作り方

切ない曲の作り方は、

・メロディ

・コード進行

この2つにそれぞれポイントがあるので、ここではメロディ、コード進行の解説をしていきます。

最後に切ない曲に合うコード進行の紹介もしていくのでご覧ください。

でやっていきましょう。

 

 

切ないメロディの作り方

切ないメロディを作るには、

・スローテンポにする
・ピアノとストリングスを使う
・音数を少なくする

この3つのポイントを抑えると、切ないメロディを作成することができます。

では次に詳しく見ていきましょう。

 

 

スローテンポにする

切ないメロディを作るときは、BPMが”80~100ぐらい”のテンポにするのがおすすめです。

スローテンポにすることで、

曲がゆったりとした曲調になり切なさをより表現することができるので、切ないメロディを作るときはスローテンポにしましょう。

逆にテンポを速くすると、曲調が激しくなり切なさとは逆の雰囲気が出てしまうのでやめましょう。

では次にポイントの説明をしていきます。

 

 

ピアノとストリングスを使う

ピアノとストリングスを使うと、

ピアノのソロの切なさとストリングスの感動する雰囲気が相まって、切ないメロディをより表現することができます。

文章だけでは伝わらないと思いますので、

実際にピアノとストリングスを使用している曲を紹介すると、

聴いてみると、切なさが分かると思います。

こんな感じで、切ないメロディを作るときはピアノとストリングスを使って見るといいと思います。

 

 

音数を少なくする

メロディに切なさを表現するときに、

ギター、ベース、ストリングス、シンセなど色々な音を使用してメロディを作ると、曲に「ワイワイ感」「楽しい雰囲気」など切なさとは違う雰囲気を出す可能性があります。

このことから、

メロディに切なさを出したい時は、音数を少なくして”孤独感”を出すとより切なさを表現することができます。

例として、

「ルパン三世 カリオストロの城 - 炎のたからもの 」という曲の原曲とギターソロを比較してみると、

 

「ルパン三世 カリオストロの城 - 炎のたからもの 」原曲

 

ルパン三世 カリオストロの城 - 炎のたからもの 」ギターソロ

聴いていいただけると、

原曲にも切なさや感動できな印象を受けると思いますが、ギターソロにするとより哀愁さが漂う切ないメロディになっているのが分かると思います。

このことから、切ない曲には音数を少なくして切ないメロディを表現してみて下さい。

次にコード進行について解説していきます。

 

 

切ないコード進行の作り方

切ないコード進行を作るには、

・マイナーツーファイブを使う
・進行を下行させる

この2つの点の事を意識すると、切ないコード進行を作成することができます。

では次に詳しく見ていきましょう。

 

 

マイナーツーファイブを使う

マイナーツーファイブとは

Ⅶm7(b5)→Ⅴ7に進行するコード進行のこと。

ツーファイブと同様に、完全4度離れている音に移行するのが特徴です。

マイナーツーファイブは、

ツーファイブよりもマイナーの暗い雰囲気がより強くなり、切ないコード進行を作るときに役立ちます。

では次のポイントについて解説していきます。

 

 

進行を下行させる

切ないコード進行を作るときは、

・コード進行

・ベースライン

この2つのどちらかを下行させるように作成すると切なさを表現できます。

なぜ下行させると切なくなるのかというと、

下行は”明るい音から暗い音”に進行するという事なので、サウンドの「テンションが下がる」「だんだん暗くなる」などといった切ない雰囲気がでるから。

なので、切ないコード進行を作るときは下行するように作成する意識を持ってください。

 

 

切ない歌詞を作るときにも1つポイントが

切ない歌詞を作るときにも1つポイントがあります。

それは、

歌詞の中に空白を作ることです。

これをすることで、

歌詞の表現として「何も言わない」「答えたくない」という表現ができて、切ない曲を作るときの相性がいいので覚えておくといいと思います。

歌詞の中で空白を使っている曲を紹介すると、

ヨルシカ - だから僕は音楽を辞めた

0:42から

音楽はしてないといいね。

・・・・・。

困らないでよ。

こんな感じで、空白を作るとどこか切なさが感じられると思いますので使って見てください。

 

 

切ないコード進行4選

ここでは、切ないコード進行を4つ紹介していきます。

ではやっていきましょう。

 

 

Ⅵm7→Ⅴ7sus4→ⅣM7→Ⅲm7

Fkeyコード進行:Dm7→C7sus4→B♭M7→Am7

Ⅵm7→Ⅴ7sus4→ⅣM7→Ⅲm7のコード進行は、

・下行していく切なさ

・Ⅴ7sus4を使ったペダルポイント

この2つの、下行させて切なさを出してⅤ7sus4を使ったペダルポイントでコードを安定させるのが特徴のコード進行です。

このことから、このコード進行は安定感もあり切なさもあるのでオススメのコード進行の1つです。

 

 

ⅣM7→Ⅴ7→Ⅴ#dim7→Ⅵm7

Fkeyコード進行:B♭M7→C7→C#dim7→Dm7

ⅣM7→Ⅴ7→Ⅴ#dim7→Ⅵm7のコード進行は、

・パッシングディミニッシュ

この1つのポイントがあります。このコード進行は上行していますが、

パッシングディミニッシュを使うことで上行を力強くして、Ⅴ7とⅤ#dim7でドミナントのエモーショナルな響きが切なさを倍にしているのが特徴。

このことから、切ないコード進行にこのコード進行はオススメできます。

 

 

ⅠM9→Ⅶm7(b5)/V7→Ⅵm7→#Ⅳm7(b5)

Akeyコード進行:AM9→G#m7(b5)/C#7→Fm7→D#m7(b5)

このコード進行は、

・Ⅶm7(b5)/V7のマイナーツーファイブ

・トニックの代理コード#Ⅳm7(♭5)

この2つがポイントの切ないコード進行です。

Fマイナーツーファイブの「Ⅶm7(♭5)→V7」が使用されているので、部分的にFマイナーの響きになってより切なさが増しています。

トニックの代理コード#Ⅳm7(♭5)を最後に使用しているので、安定感もあるコード進行です。

 

 

下行するクリシェのコード進行

ディグリーネーム:Ⅰm → ⅠmM7 → Ⅰm7 → Ⅰm6

このコード進行は、

ⅠmM7 → Ⅰm7 → Ⅰm6へ下行するクリシェとなっていて、とても切ない雰囲気がでます。

下行するクリシェのコード進行も、切ないコード進行に使えるので使って見てください。

以上で切ない曲の作り方の解説は終わりです。

 

 

 

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