こんにちは、さいだーです。
こんなお悩みを解決します。
✔本記事の内容・音圧を上げる方法
・ピークを削る方法
・リミッターの値を-1dBにする理由
・リミッターは必ずしも使う必要はない
・リミッターのもう1つの使い方
記事を書いている自分は、
youtubeや本なので独学しながら作曲を3年ほどしています。
本記事では「リミッターの使い方がわからない」方に向けて、
リミッターの使い方を解説してきます。
この記事を読んでいただければ、
リミッターの使い方が分かるようになって、
マスタリングやミックスで使いこなせるようになるでしょう。
リミッターの使い方
リミッターの使い方は2つ
・ピークを削る
・音圧を上げる
この2つの使い方を主にします。
次に詳しく解説していきます。
リミッターで音圧を上げる方法
リミッターで音圧を上げる方法は
・Threshold
という機能を動かして音圧を上げることができます。
リミッターで音圧を上げてもいいですが、
基本的に音圧を上げるときはマキシマイザーというエフェクトを使うので、
あまり使うことはないです。
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【作曲】マキシマイザー/Maximizerとは【リミッターとの違いは?】
続きを見る
リミッターでピークを削る方法
ピークを削る方法はとても簡単で、
・Celling
この機能を使って行います。
やり方は、
Cellingで音をカットする位置を決めるだけで、
音をカットしピークを削ることができます。
Cekkingの値は基本的に-1dBにするといいです。
次になぜ-1dBにするのかについて説明していきます。
リミッターの値を-1dBにする理由
リミッターで-1dBに設定しておくといい理由は、
Spotifyの規約で、(googleで”Spotify マスタリング”で検索。)
・ターゲットラウドネスは-14LUFS(Integrated)に設定して、
トゥルーピークは最大でも-1dB TPになるようにするといいかも!
これはSpotifyが行う非可逆圧縮(Ogg/Vorbis/AAC)方式でエンコードする際にベストの設定で、
エンコードによる歪みが最小になることが保証されるよ!
・どうしても-14LUFS以上で収録するときは、
トゥルー・ピークが-2dB以下になるように気をつけてね。音圧が高いトラックほどエンコードの際に歪むからね!
と書かれている理由から-1dBに設定しておくといいと考えています。
文章を見ると
と分からない言葉が出てくると思います。
LUFSについて知りたい方は別記事で説明していますので、
気になるは下記事をご覧ください。
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【マスタリング】ラウドネスノーマライゼーションとは【LUFSは値】
続きを見る
リミッターは必ずしも使う必要はない
リミッターは必ずしも使う必要はない理由は3つ、
・kickなどのアタックの強い音などにリミッターをかけると、
アタックが潰れ良い部分が消えてしまい音のイメージが崩れる可能性が出てくるのと。
・すべてのトラックにリミッターをかけると、
コンプのかかり方やマスタリングでのリミッターのかかり方が変わってきて、
音が密集している部分の波形が小さくなる。
・静かなところはダイナミックレンジを、
確保するためにリミッターを浅めにしたり使わない選択場合がある。
このことからリミッターは必ずしも使う必要はないと考えています。
リミッターのもう1つの使い方
リミッターの使い方はもう1つありまして、
それは、
・ダイナミックレンジの確保
リミッターでのダイナミックレンジの確保方法は簡単で、
音が密集している部分にリミッターかける。
これをすると、
弊害となっている音が削れてダイナミックレンジを確保できます。