こんにちは、さいだーです。
こんなお悩みを解決します。
本記事のテーマ
sub dropの作り方
sub dropの作成開始
sub dropを作成するときのポイント
記事を書いている自分は、
fl studioを使ったDTM作曲歴を2年半ほどしています。
本記事では、
「sub dropを作りたい。」方に向けて、
sub dropの作成方法を解説していきます。
この記事を読んでいただければ、
sub dropについての知識や作り方を解説しますので、
記事を読んでsub dropの知識が身について、
自分でオリジナルのsub dropを作成できるようになります。
ではやっていきましょう。
作成するsub dropの紹介
今回作成するsub dropは、
↓こんな感じの音となっています。
作成するsub drop
って方にsub dropの使い方も少し解説します。
✔sub dropの使い方
sub dropの王道な使い方としては、
Drop前に使うのが一番多いです。
例として「Gladez-Favela」という曲の40秒あたりから、
Drop前にsub dropが使われていますね。
sub dropの音は、
”テンションが落ちていく感じ”がするので、
sub dropを使用するときは、
「上げた後にsub dropで落とす」を意識して使ってみるといいと思います。
sub dropの作成開始
melodyはC5の音で作成していきます。
それではsub dropを作っていきましょう。
OSC,SUB,FILTERの設定
波形設定 → ダイアルの数値設定の順で解説します。
OSC,SUB,FILTERの波形設定
✔OSC Aの波形
Basic shapesを選択。
✔FILTERの波形
Flg H6-を選択。
✔NOISEの波形
ARP circuitを選択。
OSC,SUB,FILTERダイアルの数値設定
✔OSC Aのダイアルの数値設定
OTC:-3
UNISON:1
DETUNE:0.25
BLEND:75
PHASE:180
RANDO:100%
WT POS:1
OFF:何もいじらず
PAN:0
LEVEL:75%
✔FILTERのダイアルの数値設定
A:on
B:off
N:on
S:off
🎹:off
CUTOFF:140Hz
RES:0%
PAN:50%
DRIVE:10%
HP FRQ:0%
MIX:100%
✔NOISEのダイアルの数値設定
→|:on
🎹:off
PHASE:0%
RAND:0%
PITCH:30%
PAN:0
LEVEL:0%
LFOの設定
✔LFOの波形
左側に”尖がった”山を作るように書いて下さい。
✔LFOのダイアルの数値設定
TRIG:off
ENV:on
OFF:off
BPM:on
ANCH:on
TRIP:off
DOT:off
RATE:2bar
RISE:off
DELAY:off
SMOOTH:0,0
✔LFOに追加するダイアル
LFOに追加するダイアルは、
OSC A:CRS
LFOダイアルの数値は、
CRS:19
という方は、
こちらの記事をどうぞ↓
-
serumダイアルの使い方【LFOなどへの追加方法やリセット方法など】
続きを見る
ENVの設定
✔ENVの波形
へっこんだ三角形の形にしてください。
✔ENVに追加するダイアル
ENVに追加するダイアルは、
NOISE:LEVEL
FILTER:CUTOFF
ENVダイアルの数値は、
LEVEL:40
CUTOFF:30
エフェクトの設定
エフェクトは、
DISTORTIONとEQの2つを使います。
✔DISTORTIONの設定
Asym
OFF:off
PRE:off
POST:on
DRIVE:85%
MIX:50%
EQ
右側にある縦ゲージ:0%
F:1047
🔍:0.1
✔EQの設定
✔左
FREQ:2110Hz
Q:60%
GAIN:5.5db
波形:上
✔右
FREQ:1120Hz
Q:39%
GAIN:-8.0db
波形:中
sub dropを作成するときのポイント
・テンションをさげる。
・最初の音にインパクトをつける。
✔テンションをさげる。
sub dropはテンションを落とすときに使われるので、
テンションを下げるのはとても重要です。
ではどうやってテンションを下げるか説明しますと。
テンションの下げ方
ピッチを使ってテンションを操ります。
上記で作成したsub dropもOCSにあるCRSを使って、
高いピッチから元のピッチに戻るように作ってあります。
✔最初の音にインパクトをつける。
sub dropを作成するときに、
最初の音にインパクトをつける必要があります。
理由は、
「高いテンション→落とす」を表現するときに、
最初の音にインパクトがないと、
テンションが一定になって、
違和感が残ってしまう可能性があるので基本的には、
インパクトは欲しいかなと思います。
インパクトの付け方を紹介しますと。
インパクトの付け方
最初のピッチの動きを大きくする。
音域を動かす。
kick(ドラム)を使う。
「最初のピッチの動きを大きくする」と「音域を動かす」
は上記で作成したsub dropで使われていて、
ENVとLFOの波形を見てもらえば、
どんな風にインパクトを付けているかが分かると思います。
「kick(ドラム)を使う」は、
簡単にインパクトを付ける手段で、
という方にお勧めの方法です。
やり方はとても簡単、
sub dropとkickを同時に鳴らすだけです。
後はミキサーなどを使ってkickのインパクトを調整しましょう。