こんにちは、さいだーです。
こんなお悩みを解決します。
✔本記事の内容
・addコードの構成音
・addコードの特徴
・madd9(マイナーアドナインス)
・add9とadd2は同じ?
・sus2コードとadd9コードの違い
✔信頼性
記事を書いている自分は、
youtubeや本なので独学しながら作曲を4年ほどしています。
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✔前置き
本記事ではaddコードとはについて解説していきます。
この記事を読んでいただければ、
addコードの使い方、意味が分かるようになり、
add9とsus2の違い、add9とadd2は同じなのかの疑問も解決できます。
addコードとは
addコードとは、
addは英語で追加するという意味で、
9th、11th、13thの音をトライアドに追加するコード
トライアドとはR・3・5の三和音の関係です。
コードの表記は、
・9はadd9
・11はadd11
・13はadd13
そしてこの文章だけでは、
と構成音がイメージしずらいと思いますので、例としてメジャースケールのCコードでaddコードを作ってみましょう。
addコードの構成音
トライアドはR・3・5の構成ですよね。
addコードはトライアドに9th、11th、13thの音を追加するだけなので。
Cコードで作ると、
Cadd9
Cadd11
Cadd13
の構成音になります。
次にaddコードの特徴の解説をしていきましょう。
addコードの特徴
addコードの特徴は、
トライアドに9th、11th、13thの音が追加されるというコードです。
R・3・5・9or11or13
このことから特徴として、
addコードには7が含まれないのでC7(9)とは違う響きになる特徴があります。
次にマイナーがついたmadd9の説明をしていきます。
madd9(マイナーアドナインス)
addコードにはマイナーがついたmadd9コードもあります。
madd9とは、
トライアドの3度がマイナーのときに長9度の音を加えたコードのことをmadd9コードといいます。
・3M=add
・3m=madd
次にadd9とadd2の違いについて解説していきます。
add9とadd2は同じ?
add9とadd2の構成音を見ていただくと
add9、add2の比較
ほぼ同じ構成音で、音程が高いか低いかの違いしかありません。
このことから、
ほぼ同じコードですが使い方として、
ピアノでadd9を弾くのがきつい時にadd2を使う場合もあれば、作曲した人によっては解釈によって使い分けることもできます。
ただ、
基本的にはadd9,add11,add13の3つを覚えとけば、9を前に持てくればadd2などと導けるのでadd9,add11,add13の3つを覚えとけば問題ないと思います。
次にsus2コードとadd9コードの違いにについて解説していきます。
sus2コードとadd9コードの違い
sus2コードとadd9コードの違いは使い方にあります。
sus2コードとadd9コードを比較すると
Csus2、Cadd9の比較
3度の音が”ある”か”ない”かの違いだけで構成音がほぼ同じなことから
とよく間違われますが、sus2コードとadd9コードは使い方が違ってきます。
それぞれの使い方の違い
sus2コード
sus2コードはサスペンディッド「一時停止」と言う意味が含まれていて、
susコードを使うと
Csus2→C
コード進行を遅らせたい時に使われる
そして、
addコード
addコードはアド「追加する」という意味で、
トライアドに9th、11th、13thの音が追加され7thの響きがなくなるので、
というときに音の雰囲気をよくするためにaddコードを使います
このことからsus2コードとaddコードの構成音は似ていますが、使い方は全然ちがいます。
sus2コードと同じ構成音のCadd9(omit3)も同様
コードにはomit3という3度の音を省略するときに使われるコードがありますが。
これをadd9コードに適応してCadd9(omit3)にすると
Cadd9(omit3)コード
sus2コード構成音が同じコードができますが、
こういう風な形になったとしてもコードの使い方が違うので同じコードではありません。
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