こんにちは、さいだーです。
自分はyoutubeや本なので独学しながら作曲を4年ほどしています。
youtube、twitterで情報発信もしているので興味がある方はフォローお願いします。
✔記事の内容
今回は、作曲の「メロディ作りにつまずいている」方に向けて解説していきます。
なので、メロディ作りに困っていない方には、あまり読んでもメリットがない記事となっているので、そこは自分の判断でご覧ください。
メロディを作成するには?
作曲を始めたばかりの方で、メロディで悩んでいるという方はいると思います。
自分も昔はメロディに苦しんでいました。例えば、
「ついに、作曲できる環境を整えた!機材とか色々高かったな、、では作曲をしてみるか。
あれ?コード進行は作成できたけど、メロディは単調なものしか思い浮かばなくて、微妙だな。
、、、どうしよう。
せっかく作曲できる環境を整えたのに、何もせずに終わるのは嫌だな、、、。
良いメロディを作るにはどうしたらいいんだろう、、。自分には無理なのかな、、、」
こういった悩みを持つ方に向けて、書いていきます。
そして、メロディを作成するには「メロディ理論」となるものを覚えましょう。
メロディ理論ってなに?
メロディ理論の主な要素として、
・順次進行 / 跳躍進行
・音長 / 音程
・旋律
・旋法
この4つの理論がメロディを作るうえでとても重要な事となってきます。
他にもメロディを作成するには、リズムやビートなどといった要素も重要になってくるので、4つの理論以外にも学ぶことはありますが、まずは理論の部分を学ぶとメロディを読み解きやすくなるので理論を学びましょう。
次にオススメの本を紹介していきますが、リズムやビートなどに関しては自分の両量で考えて選んでください。
順次進行 / 跳躍進行については
順次進行 / 跳躍進行については、
このサイトで説明していますので興味がある方は、下記に記事を貼っておきます。
-
【音楽】順次進行、跳躍進行って何?【曲を使用して解説】
続きを見る
ではやっていきましょう。
メロディの作り方の本オススメ4選
オススメする本は、
・ゼロからの作曲入門~プロ直伝のメロディの作り方~
・誰も教えたがらない! キャッチーなメロディの極意48
・ポピュラー音楽作曲のための旋律法
・コード&メロディで理解する 実践!やさしく学べるポピュラー対位法
この4つの本を購入すれば、メロディで困ることはなくなるのでお勧めです。
では次に1つ1つ詳しく見ていきましょう。
ゼロからの作曲入門~プロ直伝のメロディの作り方~
本の内容
・CHAPTER 1 作曲の準備をしよう
・CHAPTER 2 短いメロディを作ろう
・CHAPTER 3 リズムを考えよう
・CHAPTER 4 1コーラス作ってみよう
・CHAPTER 5 歌心のあるメロディとは?
・CHAPTER 6 コードをつけてメロディを彩る
・CHAPTER 7 歌詞にメロディをつけよう
・CHAPTER 8 コード進行からメロディを作ろう
・CHAPTER 9 テーマ別作曲術
「ゼロからの作曲入門~プロ直伝のメロディの作り方~」は、音楽理論の知識が少しだけある音楽初心者向けの本。
図版での解説を挟みながら説明していくので読みやすく、メロディの他にも音楽知識も身につくので、音楽の基礎的な部分も学びたい初心者にオススメです。
ただ、
ゼロからの作曲入門と書いてあることから「音楽理論の知識がない人でも読めるのかな」と思いますが、初心者には分かりにくい用語が出てきたりするので、音楽知識が全くないという人には厳しい本です。
レビュー
・基礎的な部分が多いので初心者にオススメ
・とても参考になる、作曲入門書です。これなら、鼻歌から作曲できそうです。最近は、こんなありがたい本で出ていていいですね。さすが一流出版社の本は違いますね。
・ある程度音楽的な基礎知識がある場合は理解しながら読み進められると思います。
誰も教えたがらない! キャッチーなメロディの極意48
本の内容
・第1章 反復の技法1
・第2章 メロディと歌詞は運命共同体
・第3章 反復の技法2
・第4章 メロディは変態を遂げる
・第5章 省エネ構造と気配りの関係
・第6章 ニッチな旨味成分を探る
・第7章 音符に込める愛と工夫とエネルギー
・第8章 シンプルな構成を味わう
「誰も教えたがらない! キャッチーなメロディの極意48」は、J-popの曲を参考に解説していく本。
米津玄師の「Lemon」、槇原敬之の「どんなときも。」など有名な曲をピックアップして解説していき、なぜこの曲のメロディは反復しているかなど、事細かく解説しているので、新たなメロディ知識を手に入れられる本です。
ただ、
本文の内容が歴史や著者の思い出的な要素を語っている部分があり少し回りくどく、少し読みにくさを感じる場合もあります。
レビュー
・大変為になります。ヒット曲の例題が豊富でさらに全部キーがCかAに変更してあるので見やすくキーボード片手に演奏できます。メロディ作りにもコツが必要なんだなと改めて思いました。とても良い本なので星5つです。
・説明文にも「メロディや歌詞が〜」と、歌詞についても内容が及ぶ事には触れていますが実際の内容は「ここの歌詞がこう変わると印象が変わる」と言った様な、歌詞に言及する事が大部分を占める印象です。
・内容は腹落ちする点が多いうえ、この点を語る人は今まであまりいなかったように思い、個人的には新鮮だった。またとても軽く読みやすい。一日で読める。
ポピュラー音楽作曲のための旋律法
本の内容
・第1章 旋律 ~音の運動と旋律の体験~
・第2章 音高と音程 ~音の高さとその変化による作用~
・第3章 音長と音価 ~音の長さとその変化による作用~
・第4章 拍子、ビート、リズムパターンとリズム ~周期的な時間構造と位置による作用~
・第5章 旋法と音階 ~長短調やペンタトニック、旋法による作用~
・第6章 和音と和声 ~和音や和声による作用~
・第7章 歌詞 ~歌詞と旋律の複合作用~
・第8章 旋律の構成 ~旋律を構成する要素とそれらを結びつける原理~
・第9章 楽曲の構成と形式 ~曲全体の構成要素と一般的な形式~
・第10章 楽曲を構想する ~楽曲をどのように発想するか~
「ポピュラー音楽作曲のための旋律法」は、音楽知識がない、楽譜が読めない作曲初心者にオススメの本。
旋律の展開の仕方などメロディに役立つメロディ理論のアイディアの解説をしていて、メロディ作りにとても役立つ本です。
ただ、
内容はコード進行についてメインに書かれており「メロディは?」と思う部分が出てきますが、メロディの技術も紹介しているので、問題なくメロディに関しても学ぶことができます。
レビュー
・ポップスにおいてペンタトニックと西洋旋法の折衷も実際に意図してやっている事が分かり勉強になりました。他にも色々勉強になりましたが、ジャズソロを勉強するにあたってフレージングの勉強にもなりました。色々な情報がギッシリ詰まった音楽を目指す人なら読んでおきたい一冊になっていると思います。3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
コード&メロディで理解する 実践!やさしく学べるポピュラー対位法
本の内容
・第1章:対位法ってなに?
・第2章:コード・ネームから対旋律を作ってみよう
・第3章:メロディの流れやリズムを活かして対旋律を作るには
・第4章:三声以上の対位法
・第5章:対位法をストリングスアレンジに活かそう
「コード&メロディで理解する 実践!やさしく学べるポピュラー対位法」は、譜面が読める人にオススメな本。
この本は譜面をメインとして解説していく本で、メロディの対となるメロディの対旋律などの対位法の知識を学ぶことができ、他にはないメロディ知識を分かりやすく学ぶことができる本です。
ただ、
上記でも言っているように、譜面が読めないと分かりにくいので、その点だけ気お付けてください。
レビュー
・対位法の本をこれまで何冊か読みましたが、最もわかりやすく実用的です
・イラストも大きく見やすいです。DAWに打ち込みながら勉強したいと思います。
・わかりやすい本が出た。ただし楽譜の苦手な人はCDの音源が付いていないので譜例を見ながら、自分で一つ一つ音を確認するのも学習のうちだろう。
4つの本から結局どれを買えばいい?
上記でオススメの本を4つ紹介しましたが、それぞれまとめると、
ゼロからの作曲入門~プロ直伝のメロディの作り方~
・知識が少しあって、メロディと音楽理論を学びたい方向け
誰も教えたがらない! キャッチーなメロディの極意48
・音楽理論の知識があって、様々な曲のメロディを分析したい方向け
ポピュラー音楽作曲のための旋律法
・全く音楽理論の知識がなく、メロディやコード進行についても学びたい方向け
コード&メロディで理解する 実践!やさしく学べるポピュラー対位法
・対位法を学びたい方向け
このことから知識がない人は基本的には、
を選択するといいと思います。