こんにちは、さいだーです。
こんなお悩みを解説します。
✔本記事の内容
・モニタースピーカーの選び方
・モニタースピーカーのおすすめメーカー
・オススメのモニタースピーカー
✔信頼性
記事を書いている自分は、
海外のyoutubeを見ながら独学でfl studioを4年ほど使用。
twitterで情報発信もしているので興味がある方はフォローお願いします。twitter
✓前置き
ヘッドフォンしか持ってなくて「音楽制作用のスピーカーが欲しい」と悩んでいる作曲初心者に向け解説していきます。
この記事を読んでいただければ、
2022年DTMのおすすめモニタースピーカー知ることができて、
小型のものから安いものまで紹介するのでご覧ください。
どのスピーカを買えばいいの?
初めて作曲用のスピーカを購入する時、どのスピーカを使えばいいんだろうと困りますよね。
昔の自分もそうでした。例えば、
「作曲活動を始めてかなり経った。
最近は曲を作るスピードも上がってきて成長を感じている。
でも1つ悩みがでてきた。
その悩みとは、作曲している環境だ、。
ヘッドフォンだけで制作しているので耳が疲れるし痛い、、。
よし、作曲用のスピーカーを買おう。
でもどれを買えばいいんだろう。誰か教えて、、、。」
こういった悩みを持つ方に向けて、書いていきます。
そして、音楽制作をする時、普通のスピーカを選んではいけません。
普通のスピーカーを使用して起こること
では普通のスピーカーを使って、音楽制作をするとどうなるかと言いますと。
「あれ?普通のスピーカーで音を聞いた時と、ヘッドフォンで音を聞いた時で音が違う。。。」
この現象が起きます。
なぜこのような事が起きるかと言いますと。
普通のスピーカーは、
「音楽を心地よく聴かせるため」に特化しているので、低音または高音を強調するように加工されているため、このような事が起きます。
普通のスピーカーがダメなら何を買えばいいの?
結論は「モニタースピーカー」を買いましょう。
モニタースピーカーは音楽制作スタジオなどで、
「録音している音、弾いてる音をチェックするため」に使われるため、加工されていない音を鳴らしてくれます。
そして、
という方に向けて、次にオススメのモニタースピーカーを紹介していきたいのですが、
その前にモニタースピーカーを選ぶ際に”ポイント”があるのでその説明をしていきます。
モニタースピーカーの選び方
モニタースピーカーを選ぶ際のポイントとして、
・作業環境を考える
・音質は満たしているか
・エンクロージャーの種類はどれにするか
・入力端子は何か
・モニタースピーカーの種類は?
この5つの事を考えてモニタースピーカーを購入してください。
箇条書きだけでは、
意味が分からないと思いますので、次にこの6つの事について詳しくやっていきましょう。
作業環境を考える
モニタースピーカーは部屋のサイズに合わないものを使うと、
置く位置、スペースが限られてしまって周波数の値やなどが変わり、本来の性能を発揮できない場合があるので、作業環境に合ったモニタースピーカーを選びましょう
モニタースピーカーのサイズは、
・ブックシェルフ型
・トールボーイ型
・フロア型
この3つのタイプがあります。
この3つのタイプを詳しく説明すると。
ブックシェルフ型
ブックシェルフ型は、
本棚ぐらいのスペースにおける小型スピーカーで、スタンドを使ってスピーカーを耳の高さに調整するタイプのスピーカー。
音が出るウーファー部分が小さく低音が出にくいですが、細かく音を表現してくれて立体感に優れた型です。
フロア型
フロア型は、
机に直置きする中型以上のタイプのスピーカーで、長方体が基本の形。
ブックシェルフ型に比べて場所を取りますが、サイズが大きいのでウーファー部分も大きく低音などをしっかりと出してくれる型です。
トールボーイ型
トールボーイ型は、
縦長のスピーカーで、高さがあるので置き場所は自由に選択できるタイプ。
スピーカーのサイズも大きいのでフロア型同様に低音も聞き取ることができますが、近くで聴いたときにスピーカーの位置が高いので、音の位置が正確に捉えられない弱点があります。
基本的には、フロア型かブックシェル型がお勧めです。
次に音質についてやっていきましょう。
音質は満たしているか
モニタースピーカーの音質で重要となってくるのが、
・音圧レベル
・再生周波数帯域
・ウーファーの大きさ
この3つが重要となってきます。
音圧レベル
音圧レベルとは、
音圧の大きさを表した量で単位はdB【デシベル】と表記され数値が大きいほど音が大きくなります。
そして、
と思いますが
・120dBでジェットエンジンぐらいの音
・110dBで自動車のクラクションぐらいの音
・80dBで布団を叩くぐらいの音
こことから、
音圧レベルは大きければ大きいほどいいというわけではなく、適正なものを選ぶ必要があります。
適正なモニタースピーカーの音圧レベルは、
最大出力約85dB、最低でも50dBあれば問題ないのでこの範囲で音圧をえらびましょう。
次に周波数についてやっていきます。
再生周波数帯域
再生周波数帯域とは、
再生できる音域、周波数を表すもの、表記は10Hz~22kHzとHzを使って帯域の幅を表します。
再生周波数帯域は、
人が聞こえる音域は20hz〜20khzなので最低でも20hz〜20khzと、広くて5Hz~50KHz。
この範囲で選べば問題ないです。
次にウーファーの大きさについてやっていきます。
ウーファーの大きさ
ウーファーとは
スピーカーの低音の響きを支える部分。
このことから、
ウーファーが大きくなるほど低域を再生できるので、低音をしっかり聴きたい方はウーファーの大きさを大きい物を選びましょう。
ただ、
ウーファーが大きくなるということは、スピーカーのサイズも大きくなるのでその点には注意してください。
次にエンクロージャーについてやっていきます。
エンクロージャーの種類はどれにするか
エンクロージャーとは
ケース、包囲といった意味で、モニタースピーカーでいう本体を覆ってる箱の部分です。
モニタースピーカーの主なエンクロージャーとして、
・平面バッフル型
・密閉型
・バスレフ型
・パッシブラジエーター型
・バックロードホーン型
・フロントロードホーン型
この6つのタイプがあります。
平面バッフル型
穴をあけた平面板に音を出す部分の”ユニット”を取り付けるタイプのスピーカー。
低音の出力が少し低いですが、開放感のあるサウンドを聴くことができます。
密閉型
スピーカーの後面を完全に塞いだタイプのスピーカー。
クリアで緻密な低音のサウンドを聴くことができて、後面を完全に塞いだことによって共振が増したサウンドも聴くことができます。
バスレフ型
密閉型に穴をあけて、低域共振用のポートダクトを取り付けたタイプのスピーカー。
ポートダクトを付けることで、密閉型に比べ開放感のある低音のサウンドを聴くことができます。
パッシブラジエーター型
バスレフ型のポートダクトの代わりにパッシブラジエーターを使用するタイプのスピーカー。
パッシブラジエーターとは振動板のようなもので、スピーカー内の空気振動を利用して動作させるスピーカーユニットで、迫力のある重低音があるサウンドを表現してくれます。
バックロードホーン型
スピーカーユニットの後ろに楽器のホルンのような空気の通り道をがあるタイプのスピーカー。
空気の通り道は入り口部分になるにつれて徐々に大きくなる構造をしているので、共振があり迫力のある低音のサウンドを聴くことができます。
フロントロードホーン型
スピーカーユニットの前に扇状の空気の通り道をタイプのスピーカー。
スピーカーユニットの音の”ばらつき”を軽減してくれるので、今まで聴こえてなかったサウンドが聞こえてくる特徴があります。
この6つのタイプを紹介しましたが、
という方は、基本的に低音を幅広く聞けるバスレフ型をおすすめします。
入力端子は何か
モニタースピーカーの入力端子は主に
・RCAプラグ
・フォーンプラグ
・XLRプラグ
この3つがあります。
RCAプラグ
RCAプラグは、赤と白のケーブルを繋ぐ入力端子、これが一般的な入力端子となってきます。
フォーンプラグ
フォーンプラグは、1つのケーブルで繋ぐタイプの入力端子、
標準やミニなど色んなサイズがあるので、アンプ、オーディオインターフェースに繋ぐ際には合うかの確認は必ずしましょう。
XLRプラグ
XLRプラグは3つ穴が開いた特殊な形をしているタイプの入力端子、とても音質に優れている入力端子でノイズの軽減もしてくれます。
モニタースピーカーの種類
モニタースピーカーには
・アクティブスピーカー
・パッシブスピーカー
この2つのタイプがあります。この2つのタイプを説明すると
アクティブスピーカー
アクティブスピーカーとは、
スピーカー内部にオーディオ、アンプを搭載してるスピーカー。
内部にオーディオ、アンプが搭載されていることから、オーディオ、アンプを購入するコストも削減できるので
という人にオススメのスピーカーです。
パッシブスピーカー
パッシブスピーカーとは
スピーカーにアンプを搭載していないスピーカー
このことから、
外部からオーディオ、アンプを接続する必要があるスピーカーです。
なので、
良いオーディオ、アンプを持っている人は、このパッシブスピーカーがお勧めです。
ヘッドフォンと使い方を分けて買うのもオススメ
もう一つ選ぶ際のポイントとして、ヘッドフォンと使い方を分けて買うのもオススメです。
ヘッドホンを長時間使うと耳が痛くなったりするので、
基本的にスピーカーで全体の音を聴いて、細かい調整をするときにヘッドホンを使用する。
この使い分けを意識して、モニタースピーカーを選んでみるのもありだと思います。
モニタースピーカーのおすすめメーカー
モニタースピーカーのおすすめメーカーは
・YAMAHA
・JBL
この2つの製品は、改良を重ねたシリーズ商品や歴もあるのでお勧めです。
次にオススメのモニタースピーカーを紹介していきます。
オススメのモニタースピーカー6選
ここでは、値段別でオススメのモニタースピーカーを6つ紹介していきます。
値段別で紹介するので、
などどそれぞれの人に合ったモニタースピーカーが見つかると思います。
ではやっていきましょう。
1万円以内のオススメのモニタースピーカー
TASCAM / VL-S3
性能
再生周波数帯域 | 80Hz~22kHz |
最大出力音圧レベル | 14W(41.5dB) |
タイプ | アクティブスピーカー |
サイズ | 110 × 70 × 138mm |
その他の情報
VL-S3BTは、Bluetoothによるワイヤレス再生にも対応していて、
幅110mm、高さ70mm、奥行き138mmととてもコンパクトなサイズで場所を問わず設置できるのが魅力的なスピーカー。
ただ音圧が少し物足りない所がデメリットです。
このモニタースピーカーは”試しに買ってみようかな”という初心者にオススメのモニタースピーカーです。
2万円以内のオススメのモニタースピーカー
ニアフィールド / E3.5
性能
再生周波数帯域 | 80Hz~20kHz |
最大出力音圧レベル | 25W |
タイプ | アクティブスピーカー |
サイズ | 141 x 210 x 162 mm |
その他の情報
Kevlarウーファーを使用していてクリーンなサウンドを聴くことができて、
シルクドーム・ツイーターには、サウンドをワイドに分散するものを使用していて、最適な個所を広範囲で再生してくれます。
3万円以内のオススメのモニタースピーカー
JBL / 305P MkII
性能
再生周波数帯域 | 43Hz~24kHz |
最大出力音圧レベル | 108dB |
タイプ | アクティブスピーカー |
サイズ | 186×298×242mm |
その他の情報
305P MkIIは、JBLで人気のLSR 3 Seriesのドライバーを改良して再現性能を向上させたモニタースピーカー。
100時間のフルパワーテストもしており、大音量を連続して再生しても音質の変化を最小限に抑えてくれます。
4万円以内のオススメのモニタースピーカー
YAMAHA / HS5
性能
再生周波数帯域 | 54Hz~30kHz |
最大出力音圧レベル | LF45W / HF25W |
タイプ | アクティブスピーカー |
サイズ | 55 x 33 x 44 cm |
その他の情報
HS5はYAMAHAで新開発されたスピーカーユニットとパワーアンプが使用されていて、
パワーアンプには低~高域を専用パワーアンプで大きくするバイアンプ方式を採用しています。
そして、ウーファーリングやバスケットなどの音響部品は再設計を行い、最適されたものを使用しています。
5万円以内のオススメのモニタースピーカー
YAMAHA / NS-B330
性能
再生周波数帯域 | 55Hz~45kHz |
最大出力音圧レベル | 87dB |
サイズ | 183x320x267mm |
その他の情報
NS-B330はハイレゾ音源に対応していて、
ウーファーには1980年代に作られたHiFiスピーカーNS-1 classicsの振動板を参考に設計されています。
エンクロージャーにはヤマハ新開発のウェーブガイドホーンを採用しているので、高音域の壁の反射で起こる悪影響も軽減してくれます。
6万円以内のオススメのモニタースピーカー
YAMAHA / MSP5 STUDIO
性能
再生周波数帯域 | 50Hz~40kHz |
最大出力音圧レベル | 101dB |
タイプ | アクティブスピーカー |
サイズ | 44 x 28 x 17 cm |
その他の情報
MSP5 STUDIOのウーファー、ツイーターは前モデルのものを使用していて、耐久性のある強力な音響部品。
サイズもコンパクトに作られているので、様々な環境で使用することができ、
シールドカバー方式の防磁設計なので、パソコンなどの外部機器との干渉を防いでくれます。
この6つのモニタースピーカーを紹介しましたが、
という人もいると思いますので、次に悩んでいる方に向けて自分がお勧めするモニタースピーカーを紹介していきます。
オススメするモニタースピーカー
私がオススメするモニタースピーカーは、
「YAMAHA HS5」
この商品をお勧めします。
私はこれまでモニタースピーカーを数個購入してきましたが、その中でもYAMAHA HS5は良い性能をしていて、今はこのYAMAHA HS5で満足しています。
「YAMAHA HS5」を使用している人の声
amazonレビューから引用してきました。
YAMAHA HS5をオススメする理由
良い点
①:音のバランスがいい。
②:XLR端子とフォンジャックの2つに対応してる。
③:環境によって音を調節できる。
④:人間には聞こえにくい音も出してくれる。
✔XLR端子って何?
・ライブハウスなどで使われるケーブルで、
ノイズ対策に優れていて抜けにくくコードの距離が長いケーブル。
✔どうやって音を環境に合わせるの?
・ROOM CONTROLスイッチを使用して合わせられます。
ROOM CONTROLスイッチの操作はとても簡単で、
0,-2dB.-4dBの3択から選んでスイッチを動かすだけで操作できます。
✔人間には聞こえにくい音?
・人が聞こえる周波数は低い音で20Hz、高い音で20kHz。
このYAMAHA HS5では54Hz-30KHzの周波数を出すことができるので、より細かく音を作りこむことができます。
逆にYAMAHA HS5の悪い点を挙げますと。
YAMAHA HS5の悪い点
悪い点
①:サイズが大きい
②:つまみが後ろについてる
✔YAMAHA HS5のサイズはどのくらい?
YAMAHA HS5のサイズは
170W × 285H × 222D mm(幅17㎝、高さ28.5㎝、奥行き22.2㎝)
です。
幅17㎝とそこそこ机のスペースを使いますので、
そこは考えて買いましょう。
✔つまみが後ろにあると不便なの?
つまみが後ろにあると、
スピーカーで音量調節をしたい時、
毎回スピーカーの向きを変えて調節しないといけないので、
少し不便さが出てきます。
解決方法
解決方法はオーディオインターフェースを使用して、音量調節するようにすればいいと思います
YAMAHA HS5の価格
YAMAHA HS5の価格は、
amazon価格:28,050円
値段は高いですが、
音質はフラットな感じでスッキリしていてとてもバランスが良く、モニタースピーカーとしての役割をしっかり果たしてくれるので、YAMAHA HS5を購入して損は絶対にしないと思います。
もしこの記事を読んで、
という方は購入は下記のリンクからできます↓