こんにちは、さいだーです。
こんなお悩みを解説します。
✔本記事の内容
・JustTheTwoofUs進行
・ポップパンク進行
・カノン進行
・小室進行
・Let it be進行
✔信頼性
記事を書いている自分は、
海外のyoutubeを見ながら独学でfl studioを4年ほど使用。
twitter、youtubeで情報発信もしているので興味がある方はフォローお願いします。
✔前置き
本記事では「定番のコード進行を知りたい」という方に向けて解説してきます。
この記事を読んでいただければ、
コード進行の定番を6つ学ぶことができて、
bメロ、aメロなどのコード進行を作成するときの手助けとなるでしょう。
定番コード進行6選
ここで紹介する定番コード進行は、
・王道進行
・JustTheTwoofUs進行
・ポップパンク進行
・カノン進行
・小室進行
・Let it be進行
合計で6つの定番コード進行を紹介していきます。
では次に詳しく見ていきましょう。
王道進行
王道進行のコード進行は、
ディグリーネーム:Ⅳ→Ⅴ→Ⅲm→Ⅵm
これにCkeyを当てはめると、F→G→Em→Amというコード進行になります。
王道進行は、
王道言われるぐらいに、色々な楽曲で使われているコード進行なので、とても万能で、
というときは、取り合えず王道進行を使うといいと思います。
王道進行の特徴は2つ、
・Ⅳ→Ⅴの明るい響きとⅢm→Ⅵmの暗い響きの”明るい・暗い響き”を持っている。
・循環コードなので、飽きることなく繰り返して使用できる。
そして次に、王道進行の派生パターンの紹介もします。
ⅢmをⅢ7に変えた王道進行
ディグリーネーム:Ⅳ→Ⅴ→Ⅲ7→Ⅵm
Ⅳ→Ⅴ→Ⅲ7→Ⅵmの特徴は、
ⅢmをⅢ7に変えてセブンスにすることで、大人のような響きが加わるので、感動的な雰囲気にすることができます。
Ⅲmを#Ⅴdimに変えた王道進行
ディグリーネーム:Ⅳ→Ⅴ→#Ⅴdim→Ⅵm
Ⅳ→Ⅴ→#Ⅴdim→Ⅵmの特徴は、
上記で紹介したⅢ7と構成はほぼ同じもので、違う点はルート音が変わるのが特徴となってきます。
王道進行にⅤを付け加える
ディグリーネーム:Ⅳ→Ⅴ→Ⅲm→Ⅵm→Ⅴ
Ⅳ→Ⅴ→Ⅲm→Ⅵm→Ⅴの特徴は、
Ⅴで終わることで下降させてスムーズな動きに変えるのが特徴、王道進行を繰り返すときに使えます。
JustTheTwoofUs進行
ディグリーネーム:ⅣM7→Ⅲ7→Ⅵm7→Ⅰ7
これにCkeyを当てはめると、FM7→E7→Am7→C7というコード進行になります。
JustTheTwoofUs進行は、
Grover Washington Jr.の「 Just the Two of Us 」という曲からきているコード進行。
日本では、楽曲「丸の内サディスティック」で使われていることから”丸サ進行”などと言われています。
Grover Washington Jr.の「 Just the Two of Us 」
JustTheTwoofUs進行の特徴は2つ、
・Ⅲ7→Ⅵm7→Ⅰ7とマイナーとメジャーを行き来するので浮遊感がある。
・循環コードなので、飽きることなく繰り返して使用できる。
そして次に、JustTheTwoofUs進行の派生パターンの紹介もします。
JustTheTwoofUs進行にⅤm7を加えたパターン
ディグリーネーム:ⅣM7→Ⅲ7→Ⅵm7→Ⅴm7→Ⅰ7
ⅣM7→Ⅲ7→Ⅵm7→Ⅴm7→Ⅰ7の特徴は、
Ⅴm7→Ⅰ7の下降させる動きを足すことで、スムーズな動きに変えるのが特徴。
セカンダリードミナントを変えたパターン
ディグリーネーム:Ⅳ#→Ⅳ7→Ⅶm7→Ⅴm7→Ⅰ
Ⅳ#→Ⅳ7→Ⅶm7→Ⅴm7→Ⅰの特徴は、
Ⅲ7→Ⅵm7ではなく、Ⅳ7→Ⅶm7のセカンダリードミナントに変えて音程を上げて、ⅣM7をⅣ#に変えてスムーズな進行にする特徴。
ポップパンク進行
ディグリーネーム:Ⅰ→Ⅴ→Ⅵm→Ⅳ
これにCkeyを当てはめると、C→G→Am→Fというコード進行になります。
ポップパンク進行は、
シンプルなダイアトニックコードの進行として数多くのアーティストに親しまれている進行です。
ポップパンク進行の特徴は、
・切ない感じの雰囲気で、バラードやフォークソングに使える。
・循環コードなので、飽きることなく繰り返して使用できる。
そして、このポップパンク進行には他に2つあるので紹介します。
4156進行のポップパンク進行
ディグリーネーム:Ⅳ→Ⅰ→Ⅴ→Ⅵm
6415進行のポップパンク進行
ディグリーネーム:Ⅵm→Ⅳ→Ⅰ→Ⅴ
この2つのポップパンク進行は、並びを変えただけでポップパンク進行と同じ特徴を持っています。
カノン進行
ディグリーネーム:Ⅰ→Ⅴ→Ⅵm→Ⅲm→Ⅳ→Ⅰ→Ⅳ→Ⅴ
これにCkeyを当てはめると、C→G→Am→Em→F→C→F→Gというコード進行になります。
カノン進行は、
パッヘルベルの「カノン」という有名な曲に使われた進行。
パッヘルベルの「カノン」
カノン進行の特徴は、
・音階がスムーズに動くので、綺麗な進行
・循環コードなので、飽きることなく繰り返して使用できる。
カノン進行は完成されてるコード進行なので、自分が使用したいスケール・キーに合わせて使用してください。
小室進行
ディグリーネーム:Ⅵm→Ⅳ→Ⅴ→Ⅰ
これにCkeyを当てはめると、Am→F→G→Cというコード進行になります。
小室進行は、
小室哲哉という音楽プロディーサーが、生み出した多くの曲で使用した進行。
AKB48「フライングゲット」、黒うさP「千本桜」などの多くのヒット曲で使われている進行でもあります。
小室進行の特徴は、
・トニックで始まりトニックで終わるので安定感がある
・循環コードなので、飽きることなく繰り返して使用できる。
そして、
ケーデンスを見てみると、”トニック→サブドミナント→ドミナント→トニック”のサイクルになっているので、より安定感がつよい進行です。
Let it be進行
ディグリーネーム:Ⅰ→Ⅴ→Ⅵm→Ⅳ
これにCkeyを当てはめると、 C→G→Am→Fというコード進行になります。
Let it be進行は、ビートルズの「Let It Be」に使われた進行で、上記で紹介したポップパンク進行と同じですね。
このことから、
Let it be進行の特徴は、ポップパンク進行と同じです。